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パルシングローター交換


今回のカスタムはパルシングローターの交換です。パルシングローターとは、クランクの軸と直結して回転してる円盤で、この円盤から点火タイミングを取り出しています。つまり、この円盤を交換することで、点火タイミングを変更できるわけです。

メーカーの点火タイミングはだいぶ余裕を持ったものであるというのが常識らしいです。エンジンの中では、ピストンが上下してるわけですが、ピストンが一番上に来たときに点火するのが効率が良いのはわかりますね。しかし、メーカのタイミングでは一番上で点火するのではなく、一番上に来て少し下り始めたときに点火してるようなのです(または少し早め?)。

そこで、その点火タイミングを変更するのが今回のパルシングローターです。純正のに対してクランク軸4度分早く点火する社外品に交換します。



今回採用したパルシングローターです。
初のヨシムラパーツですw
ちなみに、絶版のようで某オクで発見しました。



適合車種はZX6のD型及びE型の全車種のようです。
4度の進角であるということも書かれています。



パルシングカバーを外します。
ケース内にオイルが回ってるのか不明なのですが、
サイドスタンドにすればオイルが漏れる事はありませんでした。
外した事が無い場合は固着してるので、
プラハンでガンガン叩きますw



外れました。
ちなみに、一応ガスケットが入ってます。交換推奨です。
真ん中の爪がついた円盤がパルシングローターです。
実はこれを回すと、クランクも回せます。
あと、赤い矢印で示したのがパルシングセンサです。
コンピュータに直結しており、ここで点火タイミングを取っています。



外しました。
外し方は、パルシングローターにメガネレンチをかけ、
真ん中のネジにはヘキサゴンのソケットをつけたスピンナハンドルをつけ、
それぞれを逆方向にまわします。
それなりに高トルクで取り付けてあるのでやわな工具を使うのはやめましょう。
私みたいにエンジンブロックで怪我をしますw
あと、必ず軍手着用でw



新しいのをつけました。
ローターには溝がついていて、軸と咬み合うようになっているので
付け間違いはまずないはすです。
あとは元通りにするだけ。



☆感想☆
効果のほどは・・・マグロなので解らん(爆
少し暖気が早くなったかなぁ、とか。
少しだけ加速がよくなったかなぁ、とか。
○○効果の範囲内ですwww
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