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フォークO/H その1


今回はフロントサスペンションのO/Hです。
同じ車体を長く乗っている方には、フロントフォークからオイルが滲んでしまった経験がある方もいるのではないでしょうか。
私のバイクも片側のフォークからオイルが漏れ、ブレーキディスクなどに付着して危険な状態だったのでO/Hしました。

で、先に言っておくのですが、慣れてないとホントウにこの作業は大変です。
バイク屋に頼むとチェーン店なら1万5千円くらい、メーカー系ショップなら2万円しないくらいの工賃です。
やってみての正直な感想としては、次回からはショップに任せたいという感じですw


屋根つきプレハブに入れて作業しました。
フォークO/Hは時間がかかるので、できれば
中断もできるような場所で作業するのがお勧めです。




フェンダーを取り外しておきます。
このボルトが外しにくいのなんのって…




ブレーキキャリパーもフォークから外し、
ホースにストレスがかからないようにひもでつるしておきます。




とりあえず、エキゾースト下にジャッキをかませてフロントを少しだけ浮かします。
(要センタースタンドorリアレーシングスタンド)




ハンドルをはずし、トップキャップをはずし、フォークの中身を取り出し、
オイルを抜くなどまでします。
(フォークオイル交換のページ参照)




フロントホイールをはずしにかかります。
フォークボトムケースの下部でアクスルシャフトが固定されています。
車体前方側のボトムケース下部で、ネジ二本で
アクスルシャフトの回り止めがされているので、
先に緩めておきます。




ここにはまるのは12mmのヘキサゴンだけ…。
しかし、このサイズのヘキサソケットはあまり見かけないし、
かといって普通のヘキサゴンだけではびくともしません。

そこでお勧めなのが、写真に写っている方法。
12mmヘキサゴンに12mmのめがねをはめて、Tハンドルのように使う!
なかなかトルクもかけやすくてお勧めです(軍手利用推奨)




アクスルシャフトが抜けました。
途中で引っかかったりしますが、ホイールを揺らしたりしながらすれば外れます。
ちなみに車体から見て左側にも12mmヘキサがはまるところがありますが、
こっちは外す必要がありません。




アクスルシャフトをはずしたフォークボトムの穴です。
オレンジの矢印で示したところに穴があるのがわかるでしょうか。
あの穴が底まで通じているので、そこに長いヘキサゴンを挿して
フォークのインナーパーツをはずすことになります。




フロントホイールを外すとこんな感じです。
車体が不安定なので注意が必要です。



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