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フォークO/H その4

その3の続きです。


フォークインナーの最下部にシリンダベースと呼ばれるパーツを入れておく。
…が、写真では上下逆のようです。
マニュアルではこの方向なのですが、明らかに変…。




ピストンシリンダユニットをインナーパイプの中に入れます。
オイル経路のある筒とワッシャ、小さなスプリングのセットです。




上のインナーパイプをフォークアウターに挿入し、
上からガイドブッシュ(アウター)を入れます。
こちらは内周にコーティングがされているので傷つけないように。

あとは圧入するのですが…本当は特殊工具が必要です。
持ってないので、オイルシールプレッシャで打ち込みました…。
間の黒いプラ部がだいぶやられましたw
既に500キロは走ってますが今のところは漏れてません…。
(ちなみに、打ち込むときは新しいブッシュの上にお古を乗せて、
それをガツガツ叩きましょう)




その上からワッシャを入れます。
あとから気がついたんですけど、
このワッシャの上から叩いたほうが効率的かもしれませんねぇ・・・。




(写真撮り忘れました…)
んで、オイルシールを入れます。
まず、フォークトップにサランラップみたいのをはめます。
そこにシリコン系のグリスを塗ります。
そして、なるべくオイルシールのひだがめくれないようにインナーパイプにはめます。




次は、サランラップの一番上を破いてしまいます。
このまま、サランラップを噛んだまま下まで下ろしていけば
オイルシールをインナーパイプに擦り付けることを避けれます。
一番下まできたら、ゆっくりとラップをはずしてやります。

あとは、フォークオイルシールプレッシャで打ち込みましょう。
塩ビパイプでも代用できるそうですが、素直に専用品を買いました。
アストロあたりなら4000円くらいで買えます。




(再利用写真…)
あとはクリップとダストシールをつけるだけ。
クリップをつけるための溝はアウターに彫ってあります。
ちゃんとつけられないようなら、ガイドブッシュかオイルシールの打ち込み不足です。




もちろん、残る片側も組み上げます。




組み付けは取り外しの逆でOKです。
フォークを差し込むとき、片側ずつでは面倒なので、
アクスルシャフトを仮止めしていっぺんに取り付けしました。
これのおかげで、まぁまぁずれにくくなると思います。

あとはオイルを入れるだけです。
そこら辺はフォークオイル交換変を参照ください。



さて、フォークO/Hしたあとのバイクの乗り午後地ですが…
オイル漏れのときとは比べるまでもありませんが、
…そんなに明確な違いがわかりません(爆
まぁ、オイル漏れしていたから必須作業だったわけですが…

作業時間はいろいろ手間取って6時間近くやってました。
もぉ、クタクタ。とうぶんやりたくない作業トップ3入りですw
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