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■プラグチェック

オートバイのメンテナンスの基本にも分類されるスパークプラグのチェック。 50ccギア付き原付に乗ってたときも、走っては焼け具合を見てセッティングの真似事なんてこともしてました(笑)  しか〜し、ZZRではそんなお気軽にはいきません。 なにせ、スパークプラグがはまっているエンジントップにアクセスするには… 1.シートを外す、2.サイドカウルを外す、3.タンクを外す・・・という手順が必要になります。 どんなに手馴れても5分ぐらいはかかるだろうし、何しろ走ってはプラグをチェックしたいなんていうときは最高に不便です。 しかし、プラグも消耗品なんで何もしなくても交換時期は来ますし、 トラブル時はスパークのチェックなんかにも必要になります。

まずは、カウルの取り外しの項で「サイドカウル取り外し」と「タンクの取り外し」を行ってください


まず、プラグキャップを外します。
キャップを抜くときは必ずコードを持たないでキャップ自体を持ちましょう。
作業がしにくい場合は上のコイルを外してしまうのも手です。

ちなみに・・・NGKではZZR用のキャップをリリースしていません。
社外品で交換の場合は、高価なスピリットファイヤーという事になるのでしょうか・・・。


ZZRのプラグはプラグ穴のかなり奥まったところにはまっています。
車載のプラグレンチがあったかどうか中古で買ったのでついてこなかったんで判らないのですが、
プラグレンチはかなり長いのが必要です。
私はちょっと欲張って30センチぐらいのを買ってしまいましたが、
中途半端な長さだとコイルとかにあたって回しにくいなど面倒なので
あと、レンチ自体のサイズは16ミリです。

取り外す際はまず、プラグホール内のほこりなどをエアーで吹き飛ばします。
それからレンチをゆっくりとホールの中に入れます。
レンチがプラグにかかったら軽く力をかけて回せば外れるはずです。


外したプラグです。
プラグの焼け具合などはあまり詳しくはないですが、
真っ白の場合はガスが薄く、真っ黒な場合はガスが濃いためにかぶってる状態です。
こんがり美味しそうに狐色に焼けていたらOKかと(笑)
ちなみに写真のは間違いなくかぶってますw

取り付けはまずレンチにプラグを取り付け、静かにホールに下ろします。
力を入れないでゆっくりと回し、ネジ穴がかかったなと思ったら普通に回していきます。
もし、不自然に回らなかったら無理に力をいれずに一度外し、再チャレンジしましょう。
万が一にもネジ穴を潰してしまったら…ヘッドカバー交換という恐ろしい話になります。
パーツリストにも値段が出てませんが・・・万単位間違いなし (゜д゜)ブルブル

締め込みは新品のプラグと付け直しのでトルクが違います。
プラグの箱の裏側に書いてあるので確認してください。
付け直しの場合は、まわしていって手に力がかかったところから
ほんの少し締めこむぐらいの感じでいいと思います。
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