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■スプロケット・チェーン交換(ページ2)

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先ほど緩めていたアクスルシャフトのナットを完全に抜き取り、シャフトを引き抜きます。
シャフトは気持ちホイールを持ち上げ気味にすれば手で引き抜けるはずです。
(つまり、この地点でセンスタでリアを上げておきます)
難しければ、ハンマーで端っこを叩き出してもOKです。
シャフトにはカラーもいくつかはまっているので無くさないように。
(左) ナット|ワシャー|ステー|スイングアーム|カラー|ホイール|カラー|スイングアーム|ステー|アクスルシャフト|(右)
・・・な感じで入っていたはずです。


既に外してしまっていますが、ホイールの中にはハブダンパーが入っていました。
ハブダンパーはドリブンスプロケットとホイールの間にあり、そのショック吸収の役目を果たしています。
スプロケットがはまった状態で回転方向にガタがあったり、
スプロケが簡単にホイールから外れてしまうならダンパーはヘタっています。要交換です。
(注:私のZZRはなぜかゼファー750のホイールを履いています
なので、ハブダンパーもゼファー用をオーダーです)


↑これがハブダンパーです(お古)。


スプロッケトが固定されるカップです。
真ん中にベアリングが入っているので、グリスアップしておきます。


新品のハブダンパーを入れました。


さらにカップをはめ込みます。
たいていカップの入りがきついと思うので、
ラバーグリスなどゴムを侵さないグリスを当たり面に塗りこんでやれば入るはずです。


やっと新品のドリブンスプロケットの登場です。
ドライブ同様サンスター製です。


はめ込むだけです。一応スプロケにも裏表があるので注意です。


あとは、外した逆でシャフトを入れればOKです。
シャフトには予め薄くグリスを塗っておきます。
割りピンは再使用不可なので交換しましょう。


新品チェーンを汚さずに取り付けるために、
お古のチェーンをかけておきます。


今回チョイスしたRK530RXです。金欠なのでシルバー(´∀`;)


付属しているカシメゴマでお古と新品の端っこを仮留めします(カシメない)
そして、お古を引っ張れば新品を汚すことなくチェーンをかけることができます。


さて、カシメはNA●KAIチェーン3ウェイツールを使ったのですが・・・
説明書があまりにわかりにくく、ジョイントゴマを一個ダメにしてしまいました(´д`;;;)
安物工具は、説明書も熟読が必要です(笑)


カシメの仕方は、買ってきたツールの説明書を読んでください。
ちなみに、セットになっていたフレア測定ゲージは小さいサイズ用なのか使い物になりませんでした。
つまり・・・トルク管理と・・・感です(爆)
ただ、一応そのあとタイヤ交換のときにバイク屋でみてもらったので大丈夫だと思います。
あとは、チェーン張りをして終了です。
チェーンは使い始めてから数百キロで初期伸びが発生します。
チェーンの寿命のためにも、ある程度走ったらチェーン調整しましょう。

注意
このページでは簡単に書いてますが、作業も結構簡単ですw
ただ〜し!カシメのフレアの具合は「感・経験」がモノをいうようなので、素人にはお勧めしません。
どーしても自分でやらなきゃいけないという人は、
とりあえず説明書どおりにやってみて、必ずそのあとに確かな経験者に具合を見てもらいましょう。
(ただし、説明書を鵜呑みにすると硬くとめずぎることが多いようです。
少しずつ確認しながらカシメていき、コマがスムーズに動くか確認しながらしましょう。)

堅苦しい事を言うようですが、チェーンが走行途中に切れるという惨事だけは見たくありません・・・。
切れたチェーンが足に当たるかも?
あたらなくても、そのまま車体から外れたチェーンが後ろを走行している仲間にヒットするかも?
考えただけで悪寒がします・・・。


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