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■キャブレター分解清掃再チャレンジ 前回の清掃から約二ヶ月。走行面に関しては、始動時と長距離を走ったときのアイドリングの低下と燃費の悪化意外には特に問題が出ていません。しかし、シーズンが近い事もあるのでキャブレターの分解清掃の再チャレンジを決めました。…というか、前のレポートが不完全な形で終了していたのもあるし(笑) 今回は結構マジでばらしてやろうと考えています。レポートも細かいところまで記して行こうと思っていますので、今度こそキャブO/Hを考えている人は是非参考にでもして見てください(´З`)/ まず、キャブを車体から取り外さない事には何もできません。そして、キャブを取り外すには「テールカウルの取り外し」、「タンクの取り外し」が必要になります。それぞれのリンクで説明されていますので、わからない方は参照してください。 タンクまで取り外した地点からレポートを開始します。 まず、エアクリボックス上半分を取り外します。 オレンジの丸4つのネジを外していきます。 エアクリ上半分が外れました。 本当は金属の網の上にはエアフィルターがあるのですが、既に外しています。 まず、チョークワイヤーを外しにかかります。 オレンジの丸の部分です。 この部分はキャブからワイヤーを外す方が楽にできます。 一度、キャブが見える上体でチョークレバーを動かしてみてください。 キャブのパーツが動くはずです。 チョークレバーを元に戻し、今度は手で直接そのパーツをチョークを引いた状態のところまで動かしてください。 そうすれば、矢印で示したワイヤーの部分がたるんで、ワイヤーを留めている「タイコ」を外す事ができます。 アクセルワイヤーを外しにかかります。 アクセルワイヤーはキャブから外すのが難しいので、スロットルから取ってしまいます。 オレンジの丸で囲んだ六角ネジを外してブレーキレバーを固定しているパーツを外します。 右スイッチボックスの裏面です。 アクセルワイヤーはこの中に組まれています。 (スイッチボックスの裏面からの写真です) 二個のネジを緩めて裏面のボックスを外しました。 ここの構造は比較的むずかしめなので、よく覚えておく必要があります。 黒いカバーがついたケーブル(引き側)が上にあり、グリップの下のタイコ穴についています。 その下にカバーのついていないケーブル(戻し側)がハンドルの裏側を抜けて グリップの上のタイコ穴に収まります。 オレンジが引き側で青が戻し側のワイヤーの流れです。 キャブのアイドリングを制御するバタフライバルブの制御パーツにも同じようにこのワイヤーがつながりついていて、 連動して引き・戻しを行う事でアクセル操作をしています。 直感的には、アクセルの回しが直にバタフライバルブの回し(開き)に連動しているともいえます。 引き側のワイヤーを外した図です。 引き側の奥に戻し側のワイヤーが収まっています。 取り外しました。 今回はとりあえずスイッチボックスをワイヤー無しで組んでおきます。 キャブレターとエンジンの接続部を除きこんだ写真です。 オレンジの部分のネジでクランプが締めこまれています。 これをそれぞれ4つ分外せばキャブレターを外す事ができます。 外れました。 エンジン側にはガムテープを貼っておくのが良いです。 ・・・なかったんで、毛の立たない綺麗なウエスをかけておきます。 ワイヤーも一緒に車体から引き抜いてガテンなケースに入れました(笑) このケース、ホムセンで数百円で売られていたものです。 前の分解の経験から、このようなケースがあったほうが便利だと感じたものですから。 前回同様、ドレンからのガソリン抜きにはこいつ、軽量カップを使います(笑) というか、既にガソリンに侵されたのかひび割れだらけ・・・(汗) キャブのドレンにチューブをつなぎ、その先を軽量カップにたらします・・・。 というか、これだと結構不安定ですねw こんな感じでつなげてます。 ホースがつながっているところのちょっと上にある出っ張りをヘキサゴンで回す事で ドレンを開放できます。 キャブのアクセルワイヤーがつながってるところのアップです。 グリップ部と似たような形をしたタイコ留めになっていますねぇ。 判り易いように・・・というか、忘れないようにワイヤーの先っぽを一緒に撮りました。 アイドリングスクリューに近い側が引き側のアクセルワイヤーが止まります。 覚えたところで、ワイヤーを外してしまいましょう。 次のページへ→ | |
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