index<ZZR600への道標<ページ2<ページ3<ページ4<ページ5<
■ZZR600への道標(ページ6) (←ページ5に戻る) チェーンが取れたので、いよいよエンジンを取り外すための最終段階へと入っていきます。 ドライブスプロケットがやっとこさ外れました。 しかし、外したのをチェックしてみてビックリ。 かなり磨耗してます。歯を触ってみて削れているのが感触でわかるくらい・・・。 こういうところでもロスをしていたようです。 スプロケットが外れたあとの様子です。 サイドスタンドを外しにかかります。 なので、先にセンタースタンドを取り付けておきましょう。 あと、念のためにフロントブレーキをロックしておきましょうね。 サイドスタンド自体は二本のネジで止まってるだけなので比較的簡単に取れます。 サイドスタンドには跳ね上げ忘れ防止スイッチが付いているので、そのコネクタを外しておきます。 イグナイタの右のコネクタを外します (600用はイグナイタ自体変わるので、この地点で入れ替えるのもOKかと) オルタネータコネクタなるコネクタ部を外します。 セルモーターにつながっている配線も外します。 あと、手前に写っているクラッチカバーへつながる謎の配線も外します。 (マニュアルにも書かれていない謎の配線!?) オイル警告灯コネクタを外します。 ニュートラルポジションコネクタを外します。 前記しましたが、わからなくならないようにガムテでメモしておきます。 あと、クラッチケーブルをクラッチのシャフトから外しておきます。 これでエンジンはフレームに留まっているだけでフリーになりました。 3個並んでいるシルバーのカバーの上下二つを外します。 これって飾りじゃなかったんですね・・・(笑) まず、車体右前にあるヘキサゴンの頭のネジを緩めてはずしておきます。 この作業の際は、ジャッキで気持ちエンジンを持ち上げておきます。 また、このネジが留められていたステーもエンジンから外しておきます。 そして、この反対側についている取り付けボルトも引き抜いておきます。 ここら辺で、エンジン前にあるフレームにウエスを巻きつけておきます。 何気にエンジンスペースはタイトなので、当たっても傷が入らないようにするためです。 この作業をした日は6月だというのに真夏日並みの猛暑…。 ビタミンCを摂取しながら作業だ!w 後部エンジン取り付けボルトとアジャスティングボルトの写真です。 この辺の概念は、マニュアルを読んでも、今ひとつ理解しにくいところです。 エンジンとフレームは一箇所につき一本のシャフトで取り付けられています。 そして、エンジンとフレームの間はカラーが入っています。 しかし、これだけでは完全にエンジンとフレームの間の隙間を無くせないのです。 そのため、さらにその隙間を埋めるために、フレーム側には飛び出し量を調整できるカラーが挿入されています。 シャフトを引き抜いても、これではエンジンは取れないので、先にこの可動カラーを緩める必要があります。 可動カラーを最大に緩め、シャフトを引き抜きました。 エンジンとフレームの間の固定カラーが抜け落ちるので、確保です。 また、一気にエンジンの重さがジャッキにかかるので、 バランスを崩さないように注意が必要です。 マニュアルではパンタグラフジャッキ二本で板を支持して支えるようになっています。 まぁ、ようはあの不安定な底面をしたエンジンを支えられればOKかとw この間の写真はありませんが、「かなり」苦労しました。 ジャッキアップしてもエンジン前のフレームが邪魔だし、 フレームの隙間はタイトだからすぐエンジンがあたるし、 シフトチェンジシャフトがフレームに引っかかるし・・・。 結局かなり人力作業でした(´д`;)ハァハァ(爆) 今回、友人お二人に手伝ってもらいましたが、 エンジンを持ち上げるのには2人ががりだし、フレームを支える人は欲しいし、 少なくとも慣れてないならこの人数は必要です。 エンジンを下ろすのを手伝ってくれたお二人、マジでサンクスです!!<(_ _)> そんなこんなでエンジンを下ろした図です。 エンジンが床に着地してもシリンダが邪魔なので、フレームからは抜け出せません。 そのため、前輪をアップさせて引きずり出します。 エンジンがなくなった姿はまさにガランドウ! スカルZZRですなw ハイ、記念撮影ですw 隊長、400エンジンと ZZRの中の人です(笑) どうやら、0.3馬力ぐらいらしいです(´∀`;) 最強にエコロジーなバイクと自負しております、いかがっすか? (次の7ページ目に進む→) | |
copyright(c) by ヘッポコライダードットコム (画像の無断使用禁止・整備内容の無断チャレンジ歓迎w) |