index<ZZR600への道標<ページ2<ページ3<ページ4<ページ5<ページ6<ページ7<ページ8<ページ9<ページ10<
■ZZR600への道標(ページ11)

(←ページ10に戻る)

エンジンが無事にかかってくれたので、いよいよ最後の関門であるチェーン取り付けにかかります。
 


とりあえず、新品のチェーンをスムーズに取り付けるために、
お古のチェーンを取り回しておきます。


新品のチェーンです。
コテコテにグリスが塗りたくられています・・・。


新品のチェーンを汚さずに取り回すには、
お古のチェーンと新品の端っことをカシメジョイントで仮止めしておきます。
これで、スプロケを回せばかってに新品チェーンがスプロケの歯を受け止めてくれる事になります。


これがカシメジョイントです。
ピンプレートとプレート、ゴムリング4枚です。
ここからはカシメ工具の説明に沿ってやっていくのですが・・・。
やってしまいました・・・。
説明書を熟読せずに開始してしまったので、
工具のパーツを一枚入れ忘れてプレートを曲げてしまいました(T_T)
こうなったら最後、外したプレートもピンプレートも再利用不可です。
チェーンのセットにはカシメジョイントは一組しか入っていないので買いに行ったのですが・・・
これが意外に高い500円・・・勉強になったなぁ。
NA●KAIの安工具のペラペラ説明書は本当に不親切ですヽ(`д´)/


新しいカシメジョイントに入れ替えて今度は慎重にカシメました。
極わずかにカシメジョイントだけ動きが重いですが、
ここは慣らした後にもう一度確認してみようと思います。
この後、チェーンの張り調整もさくっとやっておきました。
ここはマニュアルを見ておいてください。

私も含め、チェーンカシメ素人は必ず作業後に確かな経験者(バイク屋とか)にカシメをチェックしてもらいましょう。
切れたりしたら、痛いじゃすまない大惨事です。


オイルフィルターを交換します。
チョイスは南海製のです。


今回入れるオイルは、前回のオイル交換時に入れたのと同じ銘柄にしました。
カストロールGPS10-40です。
私の回し方だとアクティブ4Tでも問題ないかもしれませんが・・・気分の問題です(笑)


ドレンボルトも勿論交換します。
ZZR400はM12というサイズです。


缶からどぼどぼと入れてます・・・。
フィルター交換もしているので3.2リットル入ります。


さぁ〜て、オイルも変えたことだし早速残りのカウル類をつけてエンジン始動です。
が、ニュートラルが出ません(爆)
昨日は出たのになぁ・・・と、さくさくとスプロケカバーを外して
ニュートラルスイッチのコネクターを少し締めて付け直したらあっさり出ました(笑)
エンジンの始動は最初だけぐずりましたが、問題なし!



いよいよ・・待ちに待った試乗です・・・。
今一度オイル漏れ・冷却水漏れが無いかを確認します。
恐る恐るギアを一速にいれ、アクセルを煽りながらクラッチをつなぎます・・・。

…発進だけで体を後ろに持ってかれました(笑)
400でいうなら、6000回転からの加速を発進から体感できるというべきか・・・
ともかく、400からは想像もできない加速をします。
坂道も失速するどころか、ぐんぐんと車体を押していく力強さ。
正直、すごいです・・・。


(アンダーカウルは付けられますw)
さぁ、これで600化は完了したと思いきや・・・
7000回転以上が頭打ちになります(´д`;)
キャブかな? エアクリかな? それともワイヤー? 早速調査しようと思います。

調査しました・・・。
600のエアクリは400と違うという話を思い出し、400と600のパーツリストとを見比べました。
すると、600の方ではエアクリーナーサイレンサが付いていないようです。
さっそく外して走ってみると低回転がボコつくものの、高回転まで吹けあがるようになりました。
低回転のボコつきは恐らくキャブの調整が不完全なためだと思われます。

07/25追記
水温について追記します。
私はデジタルの水温計を付けていないんで、正確な水温はわかりませんが確かに上昇してます。
400エンジンのときは、針メーター読みで真ん中くらいまでしか上がらなかった水温が、
600エンジンでは停車状態でもう一個上のメモリまで上がってしまいます。
あと、走行しているときと渋滞にはまったときの水温の上がり下がりが激しい事もわかりました。
レッドまでは水温は上がらないものの、オイルクーラーを付けているのにここまで上昇するとは・・・。
確かにオイルクーラー無しでも組めますが、オーバーヒートの危険性は否めなさそうです。

7/30追記
対策しました。
が、どうもファンが動かないという致命的な問題点があるようです。
しかし、このままでは乗れないので、古くなっていたラジエータキャップを1.3kgの新品に変え、
ラジエータファンの手動スイッチを作りました。
とりあえず、異常に水温が上昇する事はなくなりましたが、
それでも水温は比較的高めだし、ファンが回らないのは問題です。
引き続き調査するつもりです。

8/10追記
ラジエータファンを常時オンにしました。
この仕様で数百キロ走っているので電圧的には問題ないようです。
気になる水温は下から二つ目の目盛りを指しています。
(アンダーカウル・インナーカウル取り外し)
長時間走った後でも冷却水が噴出する事もなく安定しています。

06/09追記
冷却ファンですが、どうもラジエータについているファンスイッチが悪さをしていそうです。
ファンスイッチには二本の端子が接続されてますが、直結するとファンが回ります。
ってことは、このスイッチがちゃんとOn/Offで機能してればファンが回るってことですね。
まだ涼しいんでなかなか水温が真ん中以上にならないのですが、
水温が真ん中を越えても回らないようなら、このスイッチの交換ですね。

あと、低速域でのボコつきですが、スロージェットを一個大きいのにしたら改善されました。
マフラーとの相性もあるでしょうけど、キャブセッティングはやっぱり必要だったみたいです。



copyright(c) by ヘッポコライダードットコム
(画像の無断使用禁止・整備内容の無断チャレンジ歓迎w)